春野屋漆器工房
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2021年12月1日(水)
今回の「庭で漆搔き」は最終となりました。


先日から不定期で、
庭に植えたウルシの木の
漆搔き(樹液の採取)をしていました。
(専門の方にして頂いていました。)

今回の木は今日が最終、
「裏目搔き」の作業です。



漆搔きさんが裏目搔き専用の道具を使って、
今まで掻いた所の間に一周傷を付けました。

しばらくすると、
まだ木を通っている水分と、
どろっとした漆(樹液)が出てきて
それを採取し、
搔き終わりとなりました。



まわりに住宅が並ぶ庭で、
木がだいぶ高くなった事もあって
今回の2本のウルシの木は切ることに。
漆搔きさんが木へ登って、
上から順に切るまでして下さり、
本当にありがとうございました。

庭で約10年間、ウルシの木の成長と、
約6ヵ月間、漆搔きの作業を見て来られたのは、
とても貴重な時間でした。
採取した「春野屋産漆」は、
これから使い道を考えようと思います。

今は木がなくなって
少しさみしく感じますが、
なんと
ウルシの木はまた生えてきます! (^^)v


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